薬剤師の転職動機で多いもの

2017/04/24

薬剤師の職場は、主に「病院」と「調剤薬局」と「ドラッグストア」です。

一般的な会社員に比べて、薬剤師免許が必要な職種でもあることから、給与や待遇面では恵まれていると思われがちです。

薬剤師の給与に関しては「薬剤師のお給料の相場」を参照。

しかし転職者は非常に多く、毎年多くの薬剤師が新たな職場を求めて転職会社を訪れます。

その理由には、薬剤師に特徴的な退職理由や、薬剤師固有の職場環境もあり、一般的な会社員とは多少異なるようです。

 

転職理由:職場への不満

最も多い理由は、やはり職場への不満のようです。人間関係や待遇面の不満も含めて、職場への不満を抱える方は大変多くいます。

  • 勤務時間が長い、不定期(早番、遅番)
  • 残業(サービス残業)が多い
  • 給与・賞与が少ない
  • 通勤場所が遠い

しかし、その状況は一般的な会社員とは異なる以下の環境があります。

  • 薬局(特に調剤薬局)の狭い人間関係
    調剤薬局は小さいところは薬剤師2-3人、調剤助手やその他スタッフを含めても5-6人という薬局も多くあります。また、ドラッグストアや病院薬剤部でも、多少のチェーン展開や大きさはあれども、大企業ほどの規模はないため、狭い人間関係で悩む方が多いようです。
  • 免許(国家資格)を保有しているため、一か所の職場に固執しない。
    近年は終身雇用制は無くなってきているものの、不況や派遣雇用の増加もあって、一般会社員にとっては再就職への不安や新しい職場探しは大変難しい状況です。一方で、薬剤師は近年のドラッグストアブームや薬剤師不足もあり、簡単に正規雇用で好待遇の転職先が見つかり勧誘も多いため、一か所に固執せず、簡単に転職してしまう方も多いようです。

転職理由:出産・子育てのため

薬剤師は女性が多い職場です。そのため、出産や子育てを機に退職し、その後復帰するわけではなく、再就職する薬剤師が多くいます。

ここでも薬剤師ならではの状況があります。

  • 国家資格なので一度退職しても再び仕事を始められる。
    出産や育児の休暇期間は、多くの会社で期間が定められています。この期間が短いと感じ、仕事復帰が煩わしく感じる女性も多いと思います。薬剤師は再就職が比較的簡単なため、子育て後に自由気ままに再就職・パートへの転身を考える方が多く、退職してしまう女性薬剤師が多いようです。
  • パートやアルバイト薬剤師の雇用条件が恵まれている
    薬剤師の場合、パートやアルバイトであっても十分な時給が支払われる場合が多く、出産後に正規雇用で働くよりも、パートタイマーとして働くことを選択する女性が多いようです。

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